2004年7月22日(木)
渋谷にサロン風店舗…銀行の空中店舗
バブル末期の東京では銀行の空中店舗がブームでした。それは通りに面した1階ではなくビルの高層階に店舗を置くものです。「1階に店舗を置くとややこしい一般客がくる。そんな客は相手にせずに大口顧客だけを相手にする。」そんな発想でした。
ビルの入り口のプレートには小さな文字で「Bank of なんとか」とだけかかれており(つまり一般客には分からないように)、その階にいくと何と入り口のドアが閉まっていて(つまり一般客には来てほしくない)、インターホンで用件をつたえてはじめてドアが開かれ、内部は豪華極まりない内装。…なんていう驚愕の地銀空中店舗も存在しました。
もちろんバブル崩壊とともにこれらは恐竜のように絶滅しました。しかし時代は繰り返します。
駿河銀行は東京渋谷のマークシティという有名ビルの14階に渋谷支店を開設しました。「サロン ド コンシェルジェ 渋谷」という愛称の支店です。個人の資産運用や生活設計の相談提案のほか企業家の支援などにも力をいれるそうです。なにやら昔懐かしい香りです。(日経金融新聞2004.7.7.号)


