2003年1月9日(木)
不良債権査定はDCF法で現在価値算出
大手金融機関の不良債権査定にDCF(ディスカウントキャシュフロー)法を適用することになります。それにともない日本公認会計士協会がDCF法の適用指針に関する公開草案が2002年12月26日に公表されました。(日経金融2002.12.27)
要注意先等への貸出債権の現在価値を算出する際に、将来の回収額を一定の利子率で割り引くこととして、貸倒れの確率を判断します。
公開草案を読み、「本当にこんなのできるの?」。そもそも融資時にはこんなこと考えていませんから。
しかし決まれば銀行はやらざるをえません。銀行員のサービス残業は増え、貸し手も借り手も困惑します。借り手に有利な方向に進むとは思えません。
ポイントは将来の回収予定額をどのように認識するかです。特に向う5年間の予定が重要です。銀行から切られないためには積極的に返済計画や再建計画をつくって銀行にアピールしないといけません。


