元長銀頭取が証券取引法違反などで懲役3年を求刑されました。「関連14社への融資が回収不能と見込まれたにもかかわらず、回収可能と甘く査定して不良債権を隠し、償却・引当額を約3130億円少なく計上した虚偽の有価証券報告書を提出。さらに配当原資がないのに約71億円を違法に配当したとされる。」(日経新聞2001.12.19)
不良債権の償却や引当は「会計」の問題であって、「法律」の問題ではないと思われている風潮がまだあります。しかし根本に振り返えれば法律問題です。引当償却不足により実質は債務超過なのに配当すれば違法配当になってしまいます。会計も法律も垣根がないと思わないといけない時代です。