2001年10月30日(火)
印鑑照合に目を凝らす
bird発行人はかつて金融機関に勤務していました。届出印との印鑑照合をしたことがありますが、二つの印鑑を並べてよく見ても、重ね合わせてもよく分らないことはよくありました。まさに、本物であってくれよと「祈る」気持ちで、処理をすすめました。
銀行法務21の2001年10月号に「印鑑照合に目を凝らす」という記事。裁判で問題となった11例の「偽物の印影」と「本物の印影」とを並べて掲載しています。まさに「同じ印影」にしか見えません。「偽物かもしれない」との警戒心をもってすら気が付くのは「困難」なものばかりです。
最高裁判例では「かかる事務に習熟している銀行員が相当の注意を払って熟視するならば、肉眼をもって発見しうるような印影の相違が看過されたときは、銀行側に過失責任がある」となっています。なかなか銀行の窓口業務も大変です。


